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落語「船徳」とダブる菅政権(笑)

古典落語には、作られた時代の世の中を見て風刺した噺が多くあります。僕も多くはありませんが、いくつかiTunesに入れて度々楽しんでいます。その中に名人古今亭志ん朝の「船徳」がありますが、いつの世も似たような事があるようで(笑)。

噺は落語に詳しい方は知っているのでしょうが、知らない方のために少し書いておくと、

商人の若旦那の徳兵衛は、船遊びが気に入ってしまって大川端にある船宿に居候をしている。ある日、「女にモテる」と船宿の若いものにおだてられていた若旦那は「船頭になりたい」と親方に懇願する。若旦那は無理を言って船頭にしてもらったのは良いが、ろくに櫓を漕ぐ事もできないのに、浅草観音様の四万六千日の縁日に向かう客2人を乗せる事になる。

このようなストーリーで進められますが、そこにちりばめられたエピソードがひとつひとつ現政権に例えられて面白い(笑)。ほとんど素人である船頭の船に乗った客は堪ったものではありませんが、船に誘った人物と嫌々ながら付いてきた2人の客の対比も面白いです。これを現在の日本に置き換えれば、素人の船頭は菅政権。客の1人「この船頭で良い」と乗り気でなかった友人を誘った方が、菅さん支持の民主党員。乗り気じゃなかったのが、最後まで迷って菅さん支持に転じた民主党員と言ったところでしょうか(笑)。

客が船に乗っているのに、船頭がなかなかやって来ない。なぜ遅かったのかと問うと、「ちょいと、ヒゲが伸びてたもんで」。まるでクリーンを謳っている人物の事のようですね(笑)。その後、竿を立てて船を岸から離そうとしますが、全く動きません。すると客が「何やってんだよ。まだ繋いであるじゃないか」(笑)。まぁ、何事も初心者は目先の事に捕らわれて肝心な事を見逃すもんです(笑)。

・・・船に乗ってしばらくすると、
   川の端の石垣に近づいて行きます。

客1「どうでも良いけどね、この政権、だんだん端に寄ってくよ。
   このまま放っておくと支持率一桁だよ」

船頭「ええ、この政権は支持率一桁が大好きでござんして(^^;

客1「バカな事言っちゃ行けないよ、カニじゃないんだから。
   何とかしなくちゃいけませんよ。
   ほら、ほら! おい、おい!
   放っておいちゃいけないってんだよ!
   ほら、ほら! 来たよ、ほら!」

『ドン!』(石垣に付いた音)

客1「なにしてんだよ!」

船頭「(ハァハァ)一桁・・・付きました」

客1「えばってるやつがあるかよ、おい。
   あたしが教えてるんだよ。
   一桁になるよってんだから、
   もっと真ん中に戻したら良いじゃないか。
   世間をご覧! あんなにアホが多いんだよ。
   何でこんなに支持率下げちゃうんだよ!
   早く上げなよ、間抜けだね。早くしなよ!」

船頭「(ハァハァ)うるさいね!
   だから俺は素人は嫌いだってんだ。
   政権が分かってないんだからぁ
   そっちから見てるてぇと何でもないようだけどもね
   政権ってのは大変なんだよ。
   嘘だと思ったら、こっちきてやってみりゃぁいいんだよ。
   もう、冗談じゃない。
   そこの先の旦那! こうもり傘差してぼんやりしてないで
   それつぼめて、有権者を突いてください。
   政権の支持率上げないってぇとね、
   いくらやっても動かないんだから。
   早くしてください、早く。早く!」

客2「君ね、あたしはなぜあの男に
   小言を言われなければならないんだ」

客1「良いから、悔しいだろうけどもさ、
   こんな支持率も嫌でしょ?
   だから、とにかくやっておくれ、我慢して。
   えぇ、あたしに免じて。あたしが後で小言を言うから。
   だからやっとくれ」

客2「ほんとにとろいね〜。冗談じゃない」

噺はまだまだ続きますが、お後がよろしいようで(笑)




↑僕のツイートのまとめが見られます。あまりつぶやいていませんが(笑)
# by chankin1 | 2010-11-21 14:32 | 政治・Social(社会)

柳田さんを与野党共にどこまで引っ張るか

このブログを長い間見ていただいている方は分かっている事でしょうが、エントリーの末尾と左のメモ帳部分に「埼玉ブログ」のボタンを配置してあります。これは以前、僕が時々訪れるブログに他県のランキングボタンが付いていて、「参加して見よう」と思いついたまま登録して入れたものですが、あまり盛況なランキングでは無い事と、しばらくブログの更新情報が反映されていない時期があったのでやめていました。ところがしばらくして覗いて見ると、更新情報が反映されていたので復活したのかと思いボタンを復活させました。しかしどうやら、一時の気まぐれだったようで、10月17日のエントリーから再び全く更新されなくなりました(笑)。と言うわけで、今度は永久にボタンを取ろうと思います(^^;

他所のブログを見ると「ブログランキング」と「ブログ村」が有名らしく、多くの方が付けていらっしゃいます。ランキングにこだわっているわけでは無いし、たくさんの人に読んでもらうような大した事も書いていないので、エキサイトブログの環境設定内にある「レポート」やネームカードで提供されているランキングを見る事で満足していました。現在も、その気持ちにほとんど変化は無く、他のランキングに参加しようとは思わないので、このままボタン無しでやって行こうと思います。変わりにと言ってはなんですが、ツイートボタンを新たに付けました(笑)。エキサイトの環境設定で付けられるツイートボタンとどこがどう違うのか分かりませんが(汗)、こちらの方がツイートボタンらしいかな?と(笑)。

さて、今日は何を書こうかと考えました(笑)。柳田法相の発言はツイートしましたが、今になって「やんや」と言うのはどうかと(笑)。今まで、それで通ってたのですから、その他の言葉を引き出せなかった側にも問題があるのでは無いかと思います(笑)。柳田さんは一年生議員じゃないですよね。ならば、それまで同じ議員として、与野党関わらず、彼がどんなことに関わり、どんな仕事をしていたか分かっていたはずでしょう。

本人が白状しているように(笑)、法相に指名された際に「なんで俺が?」と驚いたらしいですね。引き受ける方も引き受ける方ですが、法務関係の仕事をした事が無いド素人を法務大臣にした官邸、それを認めてきた野党やマスコミは何を考えていたのでしょう。「いつか、何かしでかす」「ボロを出す」と思って今日のような事態が訪れるのを虎視眈々と待っていたのでしょうか。それで、今回の発言の報道に飛びついた。しかし、これはしょぼいです(汗)。この問題、あまり強く追求すると、柳田さんが辞めてチャンチャンと幕引きで終わってしまいますよ(笑)。少し前に呼んだWebニュースでは「引責辞任もやむなし」とありました(笑)。政権側としては元々期待もしていなかったし、有る意味首切りの保険として置いていたのかも知れませんよ。そこまで考えている政権かどうかは保証しませんが(笑)。

しかし、尖閣問題にしても他の人の対応についてが問題になっているし、菅首相の影は薄いですね〜。
今日はこんなことを書くつもりでは無かったのですが、長くなりそうなので後回しにして、この辺でやめます(笑)。




↑僕のツイートのまとめが見られます。あまりつぶやいていませんが(笑)
# by chankin1 | 2010-11-19 16:59 | 政治・Social(社会)

菅政権から、人類の未来を考える(笑)

今回の政権交代、元々期待はしていなかったのですが、ここまで無能さを露呈するとは国民の皆さんをバカにしすぎではないでしょうか(笑)。菅首相に至っては、先日横浜で開かれたAPECで、胡錦涛国家主席と会談にこぎ着けたのは良いのですが、官僚の書いた原稿か自筆のメモか分かりませんが、うつむきながらそれを読んでお話ししてました。

あれは、礼儀を失しているのでは無いかと(汗)。子供のお使いじゃないんだから、自分の言う事ぐらいちゃんと覚えておいて欲しいですね。相手はなんと思うか考えられないのでしょうかね。胡錦涛さんの顔が少し「ブスッ」としたように見えたのは僕だけでしょうか? 首脳会談でメモ読みしてるところなんて見た事ないんですけど(汗)。商談でも何でも同じだと思うのですが、組織の長と話をするのにメモしか読まないなんて話にならんでしょう。胡錦涛さんは、いかりや長介ばりに「だめだこりゃ」って言いたかったんじゃなかろうか(笑)。

しかし、言葉を変えながらたびたび書いていますが、今まで積もり積った日本の埃が少しずつ認識され、どこにどんな埃が溜まっていたかが見えてきました。これは、政権交代してこその事だったと思います。そして、このことに関してインターネットは非常に大きな役割を果たしています。

この問題が顕在化する事が重要で、人類は何かが見えてこないと、なかなか理解しないし対処もしません。現在の菅政権の不甲斐なさは様々な問題を白日の下に晒し、政治と権力が一枚岩であった自公政権の体制が崩れ、以前では闇に葬られるような事も認識されるようになったことに寄与しているといえるでしょう(笑)。これらの事は、日本人はもとより、人類が成長する上で予定されていたものかも知れません。

このような事は、人間の脳を構成する神経細胞の働きに似ていて、世界中の人々の脳がインターネットによって繋がり、いろんな情報を受けて個々のフィルターによって変化させられたものが拡散し、その情報もまた変化させ、拡散されるというサイクルを繰り返すのでしょう。その後、「気付き」によって作られた新しいものや情報の複合によって生み出されるものが、同じように拡散されて、と繰り返される。これは、脳そのものの働きといっても良いのかも知れません。そう考えると、将来、人間の脳が巨大な一つになり、様々な事を考えるといったことが起きて行くのかも知れません。

中途半端になっていますが、以前、神の事や人間の事について考えていた中で、書き記したか覚えていませんが、ミクロ(個人)からマクロ(人類)に、マクロからミクロに相互に作用して、人類の将来が決定されるというイメージがありました。これは、ネットを介せずともなされる事だと思っていましたが、いまではネットの誕生・発展によって、その作用は加速度を増して活発になるのだと思います。

人間はひとりの人間でも善悪織り交ぜた様々な考え方を頭の中に同居させています。それらは遺伝子レベルで受け継いできた情報、人生を過す上で入ってきた情報に様々な情報を組み合わせて、思考する上での部品として貯蔵します。その加工の仕方、貯蔵の仕方は人それぞれで、環境や成長過程でずいぶん変わってきます。似たような考えを持っている人でも、完全一致は無いでしょう。これはマクロの、例えば、国の思考、人類の思考もほとんど変わりが無いと考えています。

こうして考えて行くと、現在世界で起こっている事は、人類が急激な思考上の変革期に入ってきたからこその現象であると考えられます。個で考えた場合、急激な環境変化にはパニックなど混乱を起しますが、それと同様な事が起こっているのではないでしょうか。非常に面倒くさいのですが(笑)。

この話は簡単に終わらないので、今日はこの辺で(笑)。





↑僕のツイートのまとめが見られます。
あまりつぶやいていませんが(笑)
# by chankin1 | 2010-11-17 06:27 | 人間を考える

尖閣ビデオ流出は粛々と捜査すべき(笑)

政権交代、インターネットなど情報取得方法の拡大で様々な日本のおかしな部分がぞくぞく露呈して、いろいろとおもしろくなってきました(笑)。年間3万人強の自殺者を出す日本であるので「おもしろくなってきた」とは少しふざけているようにも思いましたが、暗い方に考えると視野が狭くなって目に飛び込んだものしか見えなくなります。

先日、政府が渋りに渋ってなかなか見せなかった尖閣諸島近辺で起きた「漁船と海保の船の衝突映像」が、突然公開されましたね(笑)。それは瞬く間に広がりを見せ、マスコミは後追いの記事や放送をしていました。この問題を考えると、マスコミに関係するもの、政府に関するもの、海保・検察に関するもの、国民に関するものの問題が含まれています。

マスコミに関するものは「監視の機能は全く無い」と言う事しか今回は書きません(笑)。思いついたまま書こうと思いますので話の流れがどうなるか分かりませんが、海保の航海士が流出させたと言う「証拠ビデオ」に関連する事を書いて行こうと思います。あまり時間をかけられないので、話が前後したり飛んだりして読み辛いかも知れませんが(毎度の事かw)、お許しください。

現在、ざっと見たニュースやブログの論調の中に、「犯人探しはやめろ」とか「流出させた人を罰するな」とか「自分がやった」と申し出てる人を英雄視するようなことを書かれている文章も目にします。しかし、これは乱暴な話で、どんな目的で流したか、本当にこの航海士が流したのか、単独なのか組織的なものなのか、ほとんどわかってない状況で結論を持って行く事は危険だと思います。

しょぼい野党は、この映像流出で馬淵国交相に辞任を求めるような事を言っていますが、これまた乱暴な事で、これで辞任をしなければならないようなら、反社会的な組織や宗教団体などが構成員を官公庁に潜り込ませ、機密書類などを流出させたら簡単に政府が飛ぶと言う事でしょう。それに、責任を求めるなら前任の前原さんの方が責任は重いと思うのですが(笑)。前原さんはこういう事を想定して、八ッ場ダム、日航など山積した問題を全て中途半端のまま外務大臣に移ったのかも知れません(笑)。

さて、今回流出した映像を見て感じた事を書いて見たいと思いますが、衝突事件は今回だけじゃないようですね。先日、2006年位に撮影されたとされる中国船からの映像を見ました。この映像を見ると、行った行為(領海侵犯?)が良い悪いは別として、単純に恐怖を覚えました。小さな漁船に大きな海保の巡視艇が何度も何度も接触してきました。今回の海保のビデオ撮影者の言動等と合わせて考えると、接触は日常茶飯事であるように思います。

中国漁民としては、危険はあるけれども自国の領土と教えられているわけですから、「何が悪い」って事になります。一方、海保は取り締まりする上で、日本の法に触れる行為だと言う事を認知させなければなりません。その両方の思いが接触を多くしているのだと思います。以前から「海保は発砲せずにどうやって相手を停船させられるのだろう?」と思っていました。ロシアなどは機銃を掃射するなどして、逃亡を諦めさせ何度もだ捕をしています。そのような方法が取れない海保が再犯を防ぐには、有る程度恐怖を覚えさせようと言う意図があっても不思議ではありません。

そうした何度も小競り合いのようなことがあっての今回の事件だったのでしょう。ですから、普通にこのビデオ流出が意味するものを考えると、海保は日ごろからこのような取り締まりをしていると言う事を公にしただけだ、となると思います。あれが故意だとか故意では無いとかは、大きな問題では無いですね。

日本国内では「あれは接触だ」「故意である」「故意とは断定できない」などといろいろ意見があるようですが、船は簡単に進路を変更できないので、故意であったかかどうかは分からないのでは無いでしょうか。故意であっても、海保の大きな船が沈むようなぶつかり方では無かったように思いますし、小さな漁船が沈める事ができるような海保の船では無いようにも思えます(笑)。逃げるための一連の行為だったでしょう。中国で釈放された船長が英雄的に扱われたのも、何度も同じような目に遭って嫌な思いをしていた漁民の気持ちがあったのかも知れません。そうだとすると、英雄騒ぎは単純な日本憎しでは無いようにも思えます。

以前から感じている事の一つに、「中国国民が何かしたら中国国家が悪い。」という単純さはどうしたもんかと思っています。日本でも中国でもいろんな立場の人がいて、いろんな思惑で動いています。対外的に強硬な手段を取ったからと言って、それが中国の総意だとするのは簡単ですが、対処のしかたを間違えるのでは無いでしょうか。今回の流出事件も日本政府は出したくなかったのに出ているわけです。つまり、良い悪いは別として、政府のやり方が気に入らないので行動を起した人、あるいは組織があったと言う事です。中国でも同じでしょう。主流派、反主流派がいて、反主流派は主流派になるために様々な工作をするでしょう。内政的な問題も全て対外的、あるいは一部の反応を国民全ての反応として捉えると、世界は良い方向に進んで行かないと思います。

今回の記事を書くにあたって、Webのニュースを見てみましたが、YOMIURI ONLINEに以下のような記事が載っていたので、取り上げて見ました。

航海士、逮捕か否か…検察、着地点決められず?
YOMIURI ONLINE

引用>>>>>>>>
◆起訴は公平か
 今回の事件では、主任航海士の処罰の必要性について議論があり、捜査手法にも影響している。多く聞かれるのは、海保の巡視船に体当たりした中国漁船の船長が、処分保留で釈放され、処罰の機会は失われているのに、映像を公開した人が起訴されるのは、不公平ではないかという意見だ。

>>>>>>>>>>

これは、外交問題と内政問題、行為も全く別物であるので、不公平となるような事例ではありません。なぜ混同するのでしょうか。

しかし、批判されるは政府の対応で、先の前原さんも自分が就任していた時の問題ですが、いったい何を考えているのでしょう。

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# by chankin1 | 2010-11-12 15:58 | 政治・Social(社会)

報道ステーションは裏切らないな〜w

以前、民主党には「支持はしていないが、応援している」と書いた事があったと記憶しているけれども、これほどまでに様々なところでボロを出すとは思わなかった(笑)。さっさと可視化法案を通して解散してくれんかな? 功績かどうかは別として、日本がこんな出鱈目な法治国家と呼ぶにはほど遠い国だと晒してくれたので、今後生きてくるとは思います・・・(笑)。

「北朝鮮の方が日本より外交手腕は上だ」と、これも以前書いた気がしますが、中国にも完全に負けていますね。いや、負けていると言う言葉は違いますね。中国は端から日本に向けているようでいて、実はアメリカにものを言っているように見えます。前原さんはアメリカに協力を求めて取り付けたような気になっているかも知れないですが、アメリカも前原さんの身体を素通りして中国と話をしている感じです。今は中国も前原さんの名前を出して非難しているけれども、その内、名前も呼ばれなくなるだろうし、アメリカは前原さんと会う事もしなくなるだろうな。完全にコケにされています。まぁ、これは推測ですけど、遠く外れてはいないと思います(笑)。

昨日、Blogにも書いたように、小沢さんがニコ生に出演されました。非常に良かった。「これぞ政治家」という見本ですね。現政権の閣僚達は、責任の押し付けあいをしているようで、「はっきりと自分の考えを言って指示をせんかい!」と時々見る予算委員会での答弁を聞くと苛々してきますが、菅さん、何とかなりませんかね〜。

エキサイトBlogには、ライフログと言うのがあって、自分の読んだ本や、聞いている楽曲などを登録できる部分があって少し載せてありますが、小沢さんについて書かれた本を読んでみました。それを読んでの小沢さんについての感想は、良くも悪くも「一般人より先を見て行動しているな」という印象です。また、民主党の中では現幹事長の岡田さんが「原理主義者」と言われていますが、岡田さん以上に物事の筋道を重んじる人だと感じました。

これが、良い方に出れば「筋を通す人」となりますが、悪い方に出ると「頭が固い」となるのでは無いでしょうか。今回の国会招致に関しても、国会で話をしても何も産むものが無いと分かり切っているので、無駄な時間と血税を使う事は極力避けたいと言う気持ちが大きいのだと思います。国の経済、司法、外交など問題が山積している今、国会を止めてまでも、国会招致を求めるような問題でしょうか。本当に飽きれてしまいます(汗)。

また、今回のニコ生ではっきりした事があります。影で糸を引いているようなマスコミが流すイメージは、マスコミの思い過ごしで、筋を通す小沢さんは、党内が混乱するような、様々な役職の議員を飛び越して首相にものを言う事はしません。本人もじれったさを感じているようですが、ここでものを言っても聞くような相手では無いし、強く言って混乱を招く事は本意では無いのでしょう。

質問者のひとり江川紹子さんが「国会で質問者になって、政権に問うたらどうですか?」と言うような事を聞いていましたが、突飛な質問に驚き、笑いながらもその状況を思い描いたのか、複雑な表情を見せていました。国民と言うか、部外者からみると面白いし、「やってみても良いのでは?」と思いますが、政権党の中にいる小沢さんとしては、この混乱した状況で、さらに混乱を呼ぶような突飛な行動はし辛いでしょうね〜。それにしても、江川紹子さん、おそるべしw

ニコ生では外交問題、経済問題等にも触れていました。長年小沢ウォッチしていて、最近本も読んで見た僕には特に新しい事は無かったのですが、小沢さんを知らなかった人々の中には、「こんなに強く外国にものを言える人なの?」という印象が残ったのか、コメントには「保守」だとか「かっこいい」とかの文字が踊っていました。

小沢さんは「第七艦隊だけで良い」発言にも見られるように、ちゃんと言うべき事は言う人ですし、マスコミでは大きく取り上げられ批判を浴びた中国への大訪問団でも、胡錦涛首席が訪問者すべての人と握手してくれたそうです。これは凄い事で、前原さんでは好きなアメリカでさえもこのような事はできないでしょう。媚中等と言う人もいますが、尖閣諸島の事でも、北方領土の事でも中国、ロシアの首脳にちゃんと発言しています。

タイトル部分の話が最後になりましたが(汗)、昨日は日本シリーズのニュースを見ようと思って、久しぶりに報道ステーションを見ました。すると早慶戦の話題の後に、小沢さんがニコ生に出演した事を取り上げていました。「どんな風に料理するのかな〜?」「小沢さんのどの発言を切り取って加工するのかな〜」と、ワクワクして見ていましたが(笑)、「やっぱりな〜」と、さすがプロですね〜。うまい事編集してました(笑)。古舘とコメンテーターのもうひとりのおじさんは、ニコ生の放送全てを見ているのでしょうか? 見ていたら、あのようなコメントは出てこない筈ですし、最後のアンケート集計も完全に無視です。あんな編集をしていたら、確実にニコ生を見ている人たちは、「あんな風にカットするのか〜w」と勉強になった事でしょう(笑)。まぁ、ニコ生を見るような人たちは、地上波を観ないでしょうけど(笑)。

ちなみに最後のアンケートは「また小沢さんにニコニコ動画で語ってほしいですか?」との問いで、結果は「はい91.8%、いいえ8.2%」でした。視聴者数も累計らしいですが、16万を越えました。小沢さん、メジャーマスコミはほっといて、ニコ生のような編集の無いインターネット・メディアにどんどん出るべきですね(笑)。

【小沢氏動画サイト出演・詳報】(1)
国会招致「岡田くんと僕の間で出よう、出ないの話ではない」

産経ニュース

小沢一郎ネット会見~
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# by chankin1 | 2010-11-04 08:11 | 政治・Social(社会)

ほとんど毎日、明治のミルクチョコレートを食べていますw


by ちゃんきん