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あれれ? 党首討論の記事が見当たらない。

家は朝日新聞しか取っていないので、その他の新聞記事はネットで確認するしかないのですが、今回の党首討論についてネットで確認しようとすると、検索で引っかかるのは「18日に党首討論が行われる事が決まった」みたいな記事ばかりで、下の記事を見つけるのに苦労しました(なんで引っかからないのだろう?)。それで読んでみると、大手新聞各社は一様に小沢党首の議論に肩透かしを喰らった感じで、評価が悪いですね。しかし、僕はその新聞の評価に良い評価を与える事ができません。

安倍VS小沢党首討論 初戦は安倍判定勝ち
<J-CASTニュース>



18日にたまたま生の討論を見る事ができたので見ていたのですが、その時の印象は「小沢さんが、首相に『物事はきちんと考えて進めていかないと、後で痛い目に遭うよ』と言うようにレクチャーしているようだ」と感じました。それで、この事について新聞が何を書くかと思って興味を持っていましたが、いやぁ、ガッカリです。でも、リンク先で紹介されている新聞のほとんどがあまり良い書き方をしてないのを読んで、新聞の方の感じ方が正しく、僕の見方がおかしいのかも知れないと思って、ネットで再度見直してみたのですが、やはり感じ方は変わりませんでした。

今回の党首討論は、安倍総理になって最初の党首討論だったので、激しい論戦でもあるのかと思いましたが、小沢党首の発言の最初の方で話された、安倍総理の父の話をしたところでちょっと「おや?」と思いました。そして、その後の話や質問を聞いている内に、「小沢党首は安倍首相に『そんな浅い考えで、日本の舵取りができるのか?』と諭し、『性急におこなわないように考えなさい』と言っているのだ」と思えてきました。しかし、その小沢代表の質問を理解できなかったのか、わかっているけれども言い辛かったのか、真正面からは答えられませんでしたね。

ですから、マスコミの「攻めあぐねた」とか「民主党がどう考えているかわからない」という批評は当たらないと思うのです。小沢代表は最初から、民主党vs自民党と言う側面よりも、すぐに政権交代ができない現実から、何とか安倍首相に国政をじっくり考えて、焦らずにおこなって欲しいと考えたのではないでしょうか。

マスコミは何でも善悪を自分たちで決め、或いは演出して対決させる事により、自分たちの存在意義を認めさせようとするところがありますが、民主党であれ、自民党であれ日本と言う船を何とか上手く航海させようと考えている人達です。ですから、今回の北朝鮮問題のような緊急的な問題のある時には、すぐに船長を替える事ができない以上、ベテランの船員がアドバイス的な話をしても何も問題はないし、国にとってはその方が良いのです。それを安倍首相がどのように受け取るかは安倍首相の力によるでしょうが…。

<追記>
これまで見てきて、安倍さんはプライドが高そうで、それを傷つけられると感情的になりやすいように感じられます。

※党首討論の記事を探している過程で、前原前民主党代表が党内を乱すような発言をしていますねぇ。もうしばらく大人しくしておいてくれないかな。
by chankin1 | 2006-10-20 04:15 | 政治・Social(社会)

ほとんど毎日、明治のミルクチョコレートを食べていますw


by ちゃんきん