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千葉ロッテ・マリーンズ日本一!

 2005年のシーズンが昨日で終りました。結局、阪神タイガースと千葉ロッテ・マリーンズの対戦は大方の予想を裏切り、マリーンズが驚異の4連勝で優勝となった訳ですが、この4戦を振り返って見ると、彼ら(マリーンズの選手)は特段傲りも気負いも無く、終始普段通りの戦いができた事が大きかったと思います。言うまでも無く、両者の実力は今回の結果は必ずしも反映している訳では無いと思いますが、シリーズ前からマリーンズに風が吹いていた事は事実でしょう。



 千葉での2戦を大差でものにしたマリーンズは、その勢いを自分のものにできたのではないかと思います。もし、甲子園でこの戦いが始まっていたとしたら、また違った結果が待っていたのではないでしょうか。

 すべての試合を見た訳ではありませんが、一番印象に残っているのがピッチャーのコントロール。ここ数年、大リーグ中継を見るようになりましたが、常々感じていたのがピッチャーのコントロールの違いです。大リーグの素晴らしいピッチャーの投げる球は、ほとんどが低めにコントロールされていて、日本の選手と比べると、ずいぶん優秀な印象を受けていました。もちろん日本にもコントロールの素晴らしいピッチャーはいます。しかし、ほとんどのピッチャーは球のキレや球種で勝負している印象があります。ですから、キレが無くなったり球種を読まれたりすると、もうどうにもなりません。

 今回の両軍のピッチャーを見比べてみると、マリーンズのピッチャーの方がコントロールが良かったですね。タイガースの絶対的なセットアッパーである藤川投手にしても、最初の登板ではコントロールが悪かったです。彼の2試合目、結果的に優勝決定試合となったこの登板では、本来のコントロールが戻っていたように思います。この藤川投手が象徴しているように、タイガースのピッチャーは今回コントロールが悪かった。シーズン中の力を発揮できていませんでした。

 ピッチャーの批評によく使われる言葉で「精神」があります。プレッシャーに強いとか弱いとも言われますね。それが顕著に現れたシリーズだったかも知れません。最終戦の最終回、ノーアウトで出たランナーを送る事もできずに、タイガースの2005年は終ってしまいました。今回のシリーズも以前のエントリーで書いたように、「自分たちの積み重ねてきたもの」を見失い、結局最後までよそ行きのプレーで終ってしまったのではないでしょうか。

 一方、マリーンズは普段以上の試合ができていたと思います。今江のシリーズ新記録となる8連続ヒットにはじまり、西岡のセーフティバント、李スンヨブの効果的なホームラン、守備位置の妙、ピッチャー陣は昨日の試合までタイムリーヒットを許しませんでした。

 以上の事を考えると、やはりパリーグのプレーオフ制度は、リーグの覇者が日本シリーズで力が発揮できる制度と言えるかも知れませんね。
 この勢いを駆って、アジア選手権も制してください。(^○^)
by chankin1 | 2005-10-27 02:11 | Sport

ほとんど毎日、明治のミルクチョコレートを食べていますw


by ちゃんきん