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方便ってとりあえず言ったって事じゃないのか?(笑)

ご無沙汰しております。最近、更新してないな〜と思いつつ、世の中の理不尽さに触れるにつれ、少々食傷気味で相撲の八百長の話でも書こうと思っていましたが、前首相の鳩山さんの「抑止力は放言」発言が世の中を賑わしているようなので、こちらを採り上げたいと思います。

とは言え、大相撲の方も本場所までが中止になる事態。ちょっと書いておこうと思います。

先ず、八百長って何だろうって事です。家のマックに入っている大辞林第三版に拠ると、「〔八百屋の長兵衛(通称八百長)という人が相撲の年寄某とよく碁を打ち,適当に勝ったり負けたりするように手かげんをしたことから出た語という〕勝負事で,真剣に争っているように見せながら,前もって示し合わせたとおりに勝負をつけること。なれあい。いんちき。」と言う事であります。元々相撲に関係しているんですね〜(笑)。

それで、八百長があったから「けしからん」となっているわけでありますが、例えば、星飛雄馬(笑)。左門豊作との対戦で、バッターボックスに立つ左門の周りに幼い兄弟が現れて、星飛雄馬が力を存分に発揮できないという場面がありました。まぁ、これは「なれあい」とか「示し合わせた」わけじゃないので、八百長とは言えませんが、お互いの事を思いやって闘う事は普通にある事です。「示し合わせた」か否か、が問題であるなら、相撲の内容は問題でないって事ですかね? 現に今まで見抜けなかったわけですし(笑)。

しかし、この問題、とことん突き詰めて行くと難しいですよ〜。上り調子の人気力士が大けがでもして引退となったら、相撲協会もファンも不利益を被ります。場所前の稽古などでお互いの力量は分かるでしょうから、本場所では無茶をせず、流れの中で力量に見合った勝敗になるように、意識的にあるいは無意識の内に身体が反応しても不思議ではありません。

そもそも、八百長があったとしてどんな不利益があるのか。「客は真剣勝負を見に来ている」という事もあるでしょうが、賭事をしているわけじゃなし・・・。これより、マスコミの脱税問題の方が深刻なんだと思うんですけど、当事者であるマスコミは扱いませんね〜(笑)。

さて、もう一つマスコミの餌食になってる、鳩山さんの「方便」ですが(笑)、こちらも辞書で調べて見ましょう。

た つき [3][1]【〈方便〉・〈活計〉】
〔「手(た) 付(つ) き」の意。古くは「たづき」。中世以降「たづき」「たつき」。現代では「たつき」が普通〕
① 生活の手段。生計。
「賃仕事などムとして/高橋阿伝夜叉譚魯文 」
「此地に_もとむとて/たけくらべ一葉 」

② 手がかり。手段。方法。よるべ。
「君も人々に交りたまふ_あらむ/文づかひ鴎外 」
「説教などして世渡りの_ともせよ/徒然188 」

③ (様子などを知る)手段。見当。
「をちこちの_も知らぬ山中に/古今春上 」

とあります。ま、今回は普天間移設に関連して国民を納得させるための手段と考えていいと思います。多分、マスコミやそれを批判する人たちは国民や沖縄の人たちに「嘘」をついたといって問題にしているんだと思いますが、
問題は、「抑止力は無いと思っているが、とりあえず『抑止力』と言っておけば納得するだろう」ということだと思うんですよね。つまり、「色々勉強しても抑止力は大して無いと判断できた」と言う事でしょう。では、何が普天間移転の障害になったのか・・・。その経緯や障害となったものを調査、取材するのがマスコミじゃないでしょうかね〜。

劣化しているマスコミにこれらの事を望んでも仕方ないのかも知れませんが、情けないですね(汗)。



↑僕のツイートのまとめが見られます。あまりつぶやいていませんが(笑)
by chankin1 | 2011-02-17 09:37 | 政治・Social(社会)

ほとんど毎日、明治のミルクチョコレートを食べていますw


by ちゃんきん