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検察審査会について考えてみた。

Wikipediaによると検察審査会は「察官が独占する起訴の権限(公訴権)の行使に民意を反映させ、また不当な不起訴処分を抑制するために、地方裁判所またはその支部の所在地に設置される、無作為に選出された国民(公職選挙法上における有権者)11人によって構成される機関。検察審査会法(昭和23年7月12日法律第147号)に基づき設置されている。」と説明されている。
そして、審査員は「各検察審査会管轄地域の衆議院議員の選挙権を有する国民の中から、くじで無作為に選ばれた11名で構成される。」とある。

ここで疑問に思う事がある。先ず、検察審査会というものは、例えば「検察官本人あるいは知人や関係者などを犯罪者にしないため」、または自らの組織の「信用を落とす」「身内を庇う」などの理由で、問題を表に出す事なく処理したい場合など、恣意的に訴追しないことが考えられるので、国などの公的機関・関係者の訴追を一般市民が目指す場合に機能させるものでは無かろうかと考える。そうでなければ、公権力を市民の手で強化する事にしかならず、市民の首を市民で絞める事になる。

また、さも市民に開いているかのような印象であるが、傍聴不可、議事録開示も不可、審査員の選出手順も「お役所を信用しろ」と言わんばかりの方法だ。無作為抽出と言うが、完全な無作為とはいかないだろうと考える。なぜなら、完全無作為では、政治にも法律にも関心が無く、無責任で無知な人が数多く入っても不思議では無い。であるから、検察審査会のスムーズな運営を考えると、ある程度の人数までは無作為抽出をするだろうが、そこから「裁判員裁判」の裁判員選定に見られるような様々な欠格事由のある無資格者を排除した上、恣意的に選ぶ事になるだろう。ということから、恣意性を無くす事はほとんど無理であろうと考える。

様々なブログで小沢氏への申し立てに関して疑問の声が上がっている。申し立て者の匿名、審査員・審査補助員の選定、議事の不可視、検察の捜査内容と審査会の議決内容の違い、全会一致での議決などだ。世の中、11人もいれば1人や2人はあまのじゃくがおり、反対意見が出ても良いと思われるが、検察の捜査方法に様々な疑念がある中、全会一致と言うのは僕自身もおかしいと思ったので、議事録を読みたかったのだが、開示されない。このようなお役所の秘密主義はいい加減にやめてもらいたい。情報開示で様々な機関や機能をチェックでき、より充実させるための元になる。民主主義を成熟させるためにも、なるべく情報は開示され、万民に渡るように変化していって欲しいものだ。

また、小沢氏の問題に関しては、検察が強制捜査までして不起訴との結論に至った事を考えると、検察には明らかに小沢氏を起訴に持ち込みたいとの意思があり、丹念に捜査したと思われる。しかし、意図した容疑の証拠がなかったので不起訴になったのだろう。つまり、検察審査会が何度「起訴すべし」と言っても、「負ける裁判をしろ」と言っている事と同様で、検察は最初の決定「不起訴」とするしかないのである。現在、この問題に対して、検察審査会が審査員と審査補助員を変え、再審議されているようだが、どんな議決になろうとも検察は「不起訴」とするしかないだろう。

あと、余談だが、国会の予算委員会などでこの問題に限らず、スキャンダルな事を審議?しているのをよく見るが、もっと違う所で出来ないものだろうか? スキャンダルを追及する場では無いと思うし、それで審議ストップして一番困るのは国民なのだが・・・。


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by chankin1 | 2010-09-11 05:32 | 政治・Social(社会) | Trackback | Comments(0)

ほとんど毎日、明治のミルクチョコレートを食べていますw


by ちゃんきん
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