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舌足らずなのか? おかしな考えなのか?
 このblogでLinkさせていただいている中にaraikenさんの「祭りの戦士」と言うblogがある。ずいぶん前になるが、その中に興味深いエントリーがあったので読ませていただいていた。その表題は「希望格差社会」と言うものなのだが、これは山田昌弘氏著の「希望格差社会」と言う本を読まれた内田樹氏が書かれたエントリーへの反駁とも言えるものだ。そこに書かれたaraikenさんの考え方には概ね賛同できるのだが、引用された内田氏の考え方にな少なからず疑問を感じていた。そこで、今回はaraikenさんのエントリーに引用されている内田氏のblogにaraikenさんのLinkから辿って内田氏の原文を読み、感じた事を書こうと思う。だが、「希望格差社会」と言う著書自体は読んでいない(読む気も無いが)ので、著書に対しての意見は書かない事とする。なぜなら、エントリーしている内田氏の誤読があった場合や引用部のみで感じた事が山田氏の意図するところでは無いものになってしまう事を危惧するからだ。



 さて、その内田氏のエントリーだが、Linkを辿って読んでみると他にも興味深い(えー? そんなふうに考えるのですか?と言う)エントリーがある。興味ある方は読んでもらいたいものだか、それらを読むとどうやら内田氏は自分の信じるものが絶対であり、全てだと考えておられるようだ(まぁ、教える立場の人はそんなものですが)。

 「希望格差社会」と言うエントリーは前半で現在の社会の状況・分析を述べ、後半にはその対処法・考え方などを述べているが、そのほとんどは「そう考える人もいるのだな」と言う事くらいでその考え方が社会を改善できるかどうかは別として(良くなるとは思えないが)特に大きな問題だとは思わない。この提言の是非は他の人に譲りたい。しかし、次の部分は聞き捨てならないものだと思う。

・・・以下引用・・・
「自分の能力に比べて過大な夢をもっているために、職業に就けない人々への対策をとらなければならない。そのため、過大な期待をクールダウンさせる『職業的カウンセリング』をシステム化する必要がある。」(242頁)
この「過大な期待を諦めさせる」ということは子どもを社会化するためにたいへん重要なプロセスであると私も思う。
これまで学校教育はこの「自己の潜在能力を過大評価する『夢見る』子どもの自己評価をゆっくり下方修正させる」ことをだいたい十数年かけてやってきた。
・・・以上引用・・・

 上記の文章の中で何が問題かと言うと、赤字の<これまで学校教育はこの「自己の潜在能力を過大評価する『夢見る』子どもの自己評価をゆっくり下方修正させる」ことをだいたい十数年かけてやってきた。>と言う部分だ。内田氏は人が生きていく上で何が必要と考えておられるのだろう? それは希望とか夢ではないか? それらが「生きがい」や「やりがい」「向上心」へと通じるのではないか? それらが無くなった時、人はただ社会という川に流されていく落ち葉と化してしまわないだろうか。内田氏は教育者の評価によって「『夢』の実現は不可能」と判断された子供たちに「新しい身の丈に合った『夢』を作ってやろう」と言う事なのだろうが、果たしてそんなことができるのだろうか? 身の丈に合ったものになった時にはそれはもう「夢」ではなくなってしまう。もし、教育者の提案を素直な子供たちが『夢』と受け入れたとしても、実現した時にはもう『夢』では無くなり、あとは惰性で人生を過ごす事になるのではないだろうか。このような考え方は過保護な親が全てに先回りして、子どもが自ら学習するところのものを奪っている事に似ている。

 そしてもう一つ大きな問題がある。それは「自己評価をゆっくり下方修正する」人物、つまり教育者なり指導者が子どもの将来の可能性をどれくらい正当評価できるのかという事、正当評価できる教育者をどれだけ、どのように育てるかという事だ。この引用文の後に書かれているような『「オレ様化」した子どもたちは、教師が示唆する自己評価の「下方修正」をなかなか受け付けない。』と半分諦めの境地に達しているような人が、彼ら全てに正当な評価を下すことができる「後の指導者」を養成する事がどうしてできようか?

 また、この引用文からは(自分の)規格内の子供たちしか見ていないことがわかる。どういう事かと言うと、現在はその能力が無くても後に勉強や経験を積み、希望の職種やレベルアップを目指そうとする子供たちや人々については、どのようにするかが書かれていない。人間には個々に様々な生活があり、生き方も多種多様だ。優秀な子どもでも、親が亡くなったり仕事に失敗したりして、否応なく生き方の軌道修正をしなくてはならない事もある。そのような人々の事など眼中に無いのか、全く触れられていない。それから「過大な期待をクールダウンさせるカウンセリング」と言われるが、それは言わば洗脳と同じだ。自分たちの思うように収まればそれで良いと言う事だろう。そのようなカウンセリングをされた子供たちはその後の人生において、教育者や指導者の提案より上を目指す事は(提案者から)許されないし、将来において夢を持ち努力しようと言う気持ちも起き辛くなるであろう。

 だが、人間は良くできたもので、そのような馬鹿げた計画にも収まらない人々が出てくるのも必然である。内田氏が子供たちを評価するように子供たちが教育者や指導者を評価し、でたらめな者には見切りをつけるだろう。評価する側が明らかに能力的に見劣りすると思われる者たちに評価されるのだ。それは知識とか学歴とか地位の問題ではない。もっと根源的な人間としての格付けの評価がされるのだ(評価された教育者は気付かないだろうが)。

 ここまで、内田氏の「十数年かけてやってきた」事に異議を唱えてきたが、彼は(自分が考えるシステムから)こぼれた人々を「破壊された『中間的共同体』を再構築する事」でシステムの補完をする事を唱えておられる。この事は何を意味するかと言うと、内田氏本人が言っているように『中間的共同体』が壊れたままの不完全と考えられる現行システム(「自己評価をゆっくり下方修正させる」)の運用を行ってきたと言う事だ。それは安全システムの無いまま列車を走らせる事と同義で「取りあえず走らせてしまえ」と言う事だ。この十数年の間に不幸にも彼らのレールの上に乗ってしまった「子供たち」が、現在は押し付けられたものではない「夢」をもって生きていられる事を切に願わずにはいられない。

 しかし、考え方は賛同できるものではないが、内田氏も現在の世の中を憂いての提言であるとは信じたい。それは以下の文に表れている。

・・・以下引用・・・
重要なのは「哲学」だと私は思っている。
人間の社会的能力は「自分が強者として特権を享受するため」に利己的に開発し利用するものではなく、「異邦人、寡婦、孤児をわが幕屋のうちに招き入れるために」、その成果をひとびとと分かち合うために天から賦与されたものだ。
そう考えることのできる人間たちによって、もう一度破壊された「中間的共同体」を再構築すること。
・・・以上引用・・・

 だが、間違って捉えてほしくないのだが、「人類全ての人々、どんな人も排除してはいけない」と言う事だ。例え、自分の考えるシステムからこぼれた人や拒絶する人々であろうと「わが幕屋のうちに招き入れる」事を考えなければいけないと言う事だと。なぜなら「哲学」は良き人、犯罪者に関わらず老若男女全ての人のものであるはずだから。
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by chankin1 | 2005-05-22 00:57 | Thinks(雑多な事を考察)
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