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ウエストバッグを捨てる

ウエストバッグを捨てる_d0007585_2161171.jpg 僕は自分で言うのはちょっと気が引けるが、忘れ物は少ない方だと思う。忘れ物と言っても、電車やどこかに出かけたところに置いてきてしまう忘れ物の事。他の事、例えば自分に都合の悪い事や人の名前などは本当にすぐに忘れてしまう。それで困る事もあるのだが、まぁ、それらは何とかなるものだ。だが、ものを落としたり、無くしたりするのは困る。人の名前は恥を忍んで聞けば良いのだが、無くなったものは出てこない(ほとんど)。



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▲捨てる事にしたウエストバッグ

 以前、バイクに乗っていた頃に、免許証や保険証、筆記用具から名刺、ハンコ、時々カメラなどをウエストバックに入れて持ち歩いていた。バイク用であるからだいぶでかい。それをバイクに乗らなくなった最近まで使っていた。必要なものを全てその中に入れておくので、それだけを忘れなければ他に気をつける事が無いからだ。おかげで、それをしている間は忘れ物や落とし物をした事が無かった。

 しかし、もう6〜7年使っているので、くたびれてきたりファスナーが壊れたりして、使用できる限界に達していた。そこで、先日、小さめのショルダーバックを購入し、思い切って変える事にしたのだ。

 だが、習慣と言うものは恐ろしいもので、おなかの前に着いていたその重いものが無くなると、何となく違和感がある。ウエストバックを付けなくなってから1週間以上も経つのに未だにおかしな気分だ。ウエストバックは外出時には絶対に着けて行った。車の運転時にも外さない。レストランに行っても外さない。外す時と言ったら、公衆トイレで大きい方をする時だけ。そのようにウエストバックは身体の一部になっていた。だから、付けていないとおかしな気分になる。それで外出時にそれを忘れる事も無かったのだ。

 そんな身体の一部と化したウエストバックであったが欠点もあった。暑い時期は「あそこ」が蒸れてうっとしい気分になるのだ。どうにも我慢が出来ない時は、バッグの部分を横に移動させたりするのだが、そうすると今度は横が蒸す。我慢が出来なくなると再び位置をずらす。この様な事を何年もやってきたのだ。(^_^;) 外を歩いていると、小さなウエストバッグをしている人を時々見かけるが、彼らのほとんどはバッグの部分を背中側にしている。僕もやってみたが、僕の場合はバッグが大き過ぎて重過ぎて、バランスがとれないしカッコ悪い。

 そのように身体の一部として一緒に過ごしてきたウエストバッグだが、明日にはお別れだ。明日の朝にはゴミ収集車にゴミとして運ばれて行くのだろう。

ゔ〜ぅ、長い間ありがとう。(T.T)
by chankin1 | 2006-08-29 02:20 | Diary(日記)

ほとんど毎日、明治のミルクチョコレートを食べていますw


by ちゃんきん