<高校野球>
早実、悲願の初優勝 駒大苫小牧3連覇成らず
毎日新聞 [ 08月21日 15時02分 ] 9回表、早実斎藤投手の投げた渾身のストレートが早川捕手のミットに収まり、駒苫のバッター田中選手のバットは空を切った。「ゲームセット」。早実が悲願の夏の甲子園を制した瞬間だった。
まさに、どちらが勝ってもおかしくない名勝負だった。強いて言えば、駒苫にツキがなかった。6回、表に先頭打者の三矢選手のホームランで1点差に詰め寄った裏の早実の攻撃。駒苫の田中投手は簡単に2アウトを取るものの、内藤選手に四球を与えてしまった。そして次打者の白川選手がレフトフェンス直撃の2塁打を放つ。このクッションボールが、レフトの横を抜ける間に1塁ランナーであった内藤選手が一気に生還。再び2点差にした。あのクッションボールが、レフトの予想通りの跳ね返りをしてグラブに収まっていれば、内藤選手の生還は無かったであろう。結果的にこの得点が大きくものを言ったと思う。
全てを見ていたわけではないが、駒苫の田中投手はスライダーの切れが悪かった。早実の斎藤投手はコントロールが悪かった。前日の15回を闘った翌日だから当然だ。それでも両投手が、相手の強力打線を押さ込む姿には、驚きと共に感動を覚えずにはいられない。
日本の多くの人が心を動かされただろう。素晴らしい試合をありがとう。
※しかし、ピッチャーの球数制限などの対策をして欲しいな、高野連。
※一部、誤解を招きそうな部分があったので修正しました。