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息子の20歳に思う

息子の20歳に思う_d0007585_32853100.jpg 我が息子が昨日20歳を迎えた。WBC、福岡ソフトバンク・ホークスの監督である王さんと一緒だ。まぁ、それはどうでも良い事なのだが、昨日我がスワローズは交流戦で、その王監督率いるホークスに大勝した。これもどうでも良いのだが、要するに20年は早いものだと言う事だ(全然要してない)。しかし、この20年が過ぎるには気の遠くなる程の、祖先からの継続があったからにほかならない。いろいろなものに感謝したいと思う。



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 僕が上京したのは21歳の時、大学を中退して上京した。美術専門学校に入り師匠と知り会い、7年の永い春を経て28歳で結婚、29歳の時に息子が誕生した。簡単に書いてしまえばこんなものだが、この間の月日の流れは簡単な事ではないと想像する。僕だけを考えても、思い起こすと幾度も命を失っていてもおかしくない事があった。気付かないものも含めれば、もっとあったのではないかとも思う。そんな時を過ごした僕が師匠と結婚をし、一人の子宝を授かった。それが息子だ。

 息子にしても、いろいろな事に遭遇した(と思う)。師匠が育児ノイローゼになった。この頃は、師匠が息子を殺してはしまわないかと心配で仕事が手に付かなかった。僕が暗がりで寝ていた赤ん坊の息子を踏んづけた事もあった(反射神経が良く(?)、力をすぐに抜いて大事に至らなかった)。師匠が熱冷ましに立てていたアイロンに、顔面から転んだ事もあったらしい。これを師匠から聞いてキ○タマが縮み上がったのを覚えている(-_-;)。これは運良くアイロンの先が歯に当たって歯茎に少し血がにじんだだけで済んだ。小中学校ではいじめにもあった。悪い同級生に利用された事もあった。引きつけを起こして、病院で脳波異常を指摘され、長い間通院もした。草野球のボールが目を直撃して内出血をし、網膜剥離の危険にも見舞われた。

 思い起こしてみると、大きな事だけでこのような事があった。そのような過程を経て現在大学に通う息子がいる。感謝しなければと思う。

 人間ひとりが生きていく事は大変な事だと改めて思う。昨日ニュースで穴を掘っていた兄弟が生き埋めになって、ひとりが重傷を負ったと聞いた。その前には少年が殺されたらしい。日本だけではなく世界に目を向けると、もっといろんな事がある。それでも、人々は子孫を残し、未来に希望を見いだすのだろう。そんなことを考えると「世界には想像もつかないような大きな流れがあるように思えて仕方がない」と思う今日この頃であった。(って書くと「きっこのブログ」風になっちゃうな(-_-;)
by chankin1 | 2006-05-21 03:19 | Diary(日記)

ほとんど毎日、明治のミルクチョコレートを食べていますw


by ちゃんきん