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「日本のプロ野球を考える」第4回分掲載

 前回より一ヵ月経ってしまいましたが、第4回分の掲載をします。今回は選手の年棒について考えています。プロ野球選手の年棒が球団経営を難しくしている面もあるかと思いますが、逆に球団はもっと収益を上げる努力をし、選手の年棒を捻出できるような経営をしてほしいとも思います。今回は投稿数が少ないので、僕自身が現在考えている事を文末に載せます。
 ちなみに、これまでの第1回から第3回までのリンクを貼っておこうと思います。

第1回「どうしたら減る? 投手の故障と怪我」
第2回「これで良いのか? スポーツ報道」
第3回「ドラフト・フリーエージェントを考えよう」




第四回の討議会を開催します。
今回は連休も近いのでそれまでの期間で、
討議会と言うよりアンケート的な意味合いで開きたいと思います。
議題は「選手の年俸を考える」です。
現在、各球団でぞくぞくと選手の契約が発表されています。
各選手悲喜こもごもで、満足して契約できた選手、球団提示が不満で保留する選手など、
ファンとしてはその表情を見るのも一つの楽しみとなっています。
しかし、日本に限らず大リーグでも選手の年俸が負担となり、
球団の財政を圧迫し、経営が困難になっているところもあります。
この不況下、一般の市民が減俸やボーナスの減額・無支給等で悩む中、
プロ野球選手のそれはどこまで上がるのでしょう。(悪いと言っているわけではありません)
そこで皆さんの意見や感想を聞きたいと思い、前出の議題に致しました。
これは選手と球団の契約なのですから基本的にはファンが口を出すべきものではないと思います。
(なので、改革案というよりアンケート的なものにしたいのです)
ですが、率直に言って一般市民にすれば夢のような金額を手にするわけですから、
気になりますよね。・・・気になりません?(^_^;)
スワローズの宮本選手は「守備にオプションを付ける」とか言われていますし、
どう言った査定でどのように年俸が決まるのかも気になります。
「こうした方が良い」「多い、少ない」「年俸はこの様に決めるべきだ」など
提案でも良いですし、感想でも結構です。
皆さんの幅の広い投稿をお待ちしています。(^o^)


投稿者: HOWELL_44 (40歳/男性/東京都) 2002/12/23 23:44 メッセージ: 161 / 174
選手の年棒ですね。
私はほとんど気にしていません。
なぜ、新聞紙上に掲載されるのかも不思議です。
だって、他のプロスポーツの選手の年棒がクローズアップされることってないじゃないですか。
あと目にするのはサッカーくらいかな。
選手年棒の為に、入場料を引き上げることにならなければ文句無いですが。
年棒の多い少ないについて言えば、私は一部の選手について多いんじゃないかな、って思います。
基本的に今の年棒って、FAが出来て以来、引き止めの為に高騰したと思っています。
理想論かもしれませんけど、選手の年棒はその所属球団において、赤字を出さない範囲で行うべきだと思います。
ただ、そうすると、ある一部の球団のみが高額の年棒を支給できる様になってしまう…。
となればサラリーキャップの導入か?
いずれにせよ、今のMLBやサッカーのイタリア・セリエAの様に選手年棒でクラブ経営が悪化する事態に陥ることはおかしな話だと思いますが。
NPBは今から、将来を見据えて良く考えて手を打って欲しいですね。

投稿者: atlanticocean18 (128歳/男性/大西洋を航海中) 2002/12/24 22:24 メッセージ: 162 / 174
今日の日本球界の年俸の1流特定選手への一極集中はひでえもんだな。FA制度が年俸高騰を招く最大の原動力となっていることは言うまでもないし、FA制度が存在する以上、特定有力選手の年俸高騰はとどまるところを知らず、球団の財政を圧迫し、正常な球団経営を妨げている。また、その選手の本来の実績以上の高額な年俸が一人歩きしているのが現状ではないだろうか。具体例をあげるならば、中村紀洋などは、今季の年俸が5億のところにきて、今回のFAドタバタ劇で日米球界を騒がせ、散々複数球団をもて遊んだ末、結局は一番金の高い近鉄に残留した。はっきりいって、この男の並の守備力とあの鈍足を考えたら、とてもじゃないけど6年39億の選手とは思えないね。そもそも野球という競技は、9人いやベンチ入りしている全選手が力を合わせてやるものなのであって、1人でやれるもんじゃない。仮にどんなにすばらしい選手であったとしても、周りの選手との兼ね合いを考慮する必要があり、中継ぎ投手や守備の人と呼ばれる選手の年俸が低く抑えられていることを考えたら特定選手への年俸の一極集中の傾向は即刻、是正すべきである。実際のところ、FA制度は1流特定選手の金儲けの道具として利用されている。特に、中村紀洋のボケナスにいたっては、年俸吊り上げ目的だけでも許せないところだが、自己のブランドを世間にアピールして、FAを楽しんで自己満足の世界を満喫するためにFA制度を悪用した最低のヤローである。中村紀洋ごときに6年39億など100年早いぜ! FA制度はこういうヤツのために作られた制度ではなかったはずだ。こんなヤツに残留された他の選手はさぞかし迷惑であろう。
しかし、選手会が「移籍の自由」を求めて長年かけて勝ち取った権利であり、ドラフト時において希望の球団に入団できなかった選手には当然ながら移籍の自由が保証されるべきであり、剥奪することはできないものだろう。しかし、FA制度が導入された同年より、ドラフトの自由化が併せて実施された。1位、2位指名のみが対象(高校生は対象外)という制限付きではあるものの「職業選択の自由」が保証される制度が導入された。この制度は、現在は自由枠と名を変えたものの事実上は内容は全く同じものである。選手会が「移籍の自由」を求めてFA権の導入を叫び続けていたのは、ドラフト時の「職業選択の自由」が全く保証されていなかった時代の話である。つまり何を言いたいのかのかというと、そろそろこのFA制度というものを考え直す時にきているのではないかということを言いたいのである。それでなくても、現在のドラフト制度のために各球団は、
有力選手を囲い込むために大金を投じている。そこに加えて現在のFA制度があることから、FA移籍が可能な1流特定選手の年俸高騰を引き起こし、正常な球団経営に多大な影響を及ぼしているのが現状であり、また、特定選手を除く他の選手にしわ寄せがいき、選手自身が自分で自分の首を締めている制度であろう。
そこで、オレの超ド級の仰天プランを出してみよう。前の議題とかぶってしまうけど、それは、「ドラフトの完全自由化」および「FA制度の撤廃」の2つの実現である。もし、この制度が導入されれば、入団時に全選手に「職業選択の自由」が与えられることから「移籍の自由」は不要になるはずである。近年の特定選手の年俸の高騰を抑えるにはこの方法しかないのではないか。ま、下の投稿で誰かが提案していたけど、海外球団への移籍だけは、認めなければならないかもね。但し、それはFAとしてではなくポスティングのみということでね。あくまでも年俸高騰の抑制が目的だからそこまで徹底しないとね。選手側からは、「職業選択の自由」と「移籍の自由」の両方を主張するだろうけど、後者を撤廃しないかぎりは特定人気球団を除く他球団は確実に球団経営が成り立たなくなることに加えて、財力に乏しい球団からの有力選手の流出に歯止めがかからなくなる。特にパ・リーグからのセ・リーグへの選手の流出に歯止めがかからなくなる。(中村紀洋は残ったけど)
よって、オレの考えでは、「職業選択の自由」を尊重し、「ドラフトの完全自由化」を導入して「ドラフトの完全自由化」以後の全選手に対しては、FA権を与えないとする制度の導入を望みたい。FA制度が撤廃されれば、年俸は、球団主導になってしまい、年俸を抑えられるという反論もあるだろうが、そこは、調停制度の拡充や代理人制度の活性化などの選手側に立つ機関がうまく機能すれば、この問題に対処できるのではなかろうか。とにかく選手の年俸を語るのであれば、このFAを撤廃しないことには何も始まらないのではないかと思う。「ドラフトの完全自由化」は、かなり危険な制度かもしれないけど、これは、あくまでもひとつの案だからね。

投稿者: uganda_konishiki (35歳/男性/ハワイ・オアフ島) 2002/12/25 14:25 メッセージ: 163 / 174
…私が提案したいのは「最低年俸額の引き下げ」と「年俸ダウン率制限の撤廃」。
メジャーなんかと比べた場合、正直言って日本のプロ野球は「下に手厚い」。
よく、マイナーリーグの選手が「オフはバイトをして生計の足しにしている」などと
いう話を聞くが、日本ではそんなことはあり得ない。最低年俸が高いからだ。だから
万年2軍選手でも高級車に乗っているなんてことはザラ。これじゃハングリー精神なんて
生まれようはずがない。(まして若手選手は寮住まいで「食住付き」だし)
また、ダウン率の制限というのもなんだか「実力主義」のプロスポーツには似つかわしく
ない。活躍した選手には手厚く、ダメだった選手には厳しく…という「原理原則」に
立ち返る時期にもきているんじゃないかと思う。その分、解雇要件は厳しくすべきだと
思うけどね。

投稿者: atlanticocean18 (128歳/男性/大西洋を航海中) 2002/12/26 22:22 メッセージ: 164 / 174
>ダウン率の制限というのもなんだか「実力主義」のプロスポーツには似つかわしくない。
>活躍した選手には手厚く、ダメだった選手には厳しく…という「原理原則」に立ち返る時期にもきているんじゃないか
活躍した年だけ給料上げろ! んでもって、翌年悪かったら、ああでもないこうでもないってごねまくって微々たるダウンで終わるのが最近の日本球界だけど、こんなのどう考えてもおかしいよね。
プロなんだから1年1年が勝負なんだからその年の年俸は、その年の出来高制にすべきだよ。
いい時だけ大幅アップで悪い時は微々たるダウンじゃあ球団やっていけないぜ。
こんな馬鹿なこといつまでもやってたら年俸の高騰に歯止めがかからなくなるよ
活躍した年はあげてやってもいいけど、期待に反した年は大幅ダウンであるべきだ。
オレはウガンダさんの意見に賛成だ

投稿者: yuki_hamakko (男性/横浜市)  2002/12/27 0:32 メッセージ: 165 / 174
不可思議なのは入団時の契約金って何処まで制約があるのか本当に謎?
もっともハウエルさんが指摘なさったように新聞等が取り上げるべきかも含めてですが・・・
それを考えればオリックスが導入し始めている「契約金ゼロ」で、その代わりインセンティブを厚く 
っていう方が選手にも受け入れやすく、ハングリー精神が出る感じがしますね。

投稿者: kuyasiikedo 2002/12/27 1:24 メッセージ: 166 / 174
って当人の同意があれば・・・の例外がありますよね。
今年の飯田、伊藤智のように。
それならそんな制限なんて最初から必要ない。
活躍したら大幅がアップ当然だし、その反対も当然です。

投稿者: red_p8 (45歳/男性/彩の国 さいたま市)  2002/12/27 2:27 メッセージ: 167 / 174
皆さん、活発なご意見ありがとうございます。(^o^)
この問題はファンから見ると球団の経営が心配になるくらいの大問題ですよね。
それでも成り立っていると言うのは、
ゆがんだ経営システムである事を現しているのではないでしょうか?
このような事を続ければその内どちらか(経営側と選手側)、または両方がおかしくなるのではと危惧しています。
奇しくも昨日のニュース記事に夕刊フジの江尻氏が書かれていましたが、
FAした選手をどこの球団も獲得しない(または出来ない)となってしまったらお粗末としか言い様がありません。
「プロは実力の世界」とするならば、選手会も主張しているように、
新人選手に高額の契約金を支払うのではなく、その分を頑張った選手の年俸に充てて欲しいですね。

投稿者: tsubamejan (26歳/男性/ヨコハマシティー)  2002/12/29 1:36 メッセージ: 171 / 174
 投稿しようと思っていたら、なにかかなり深い話になってるので、入り損ねました。
 とりあえず、レッドさんの趣旨であるアンケート的に今回は簡単に答えます。
 一言で言えば、「夢」を与えてる職業と言う観点から、「高すぎとこう事はない」と思ってます。なぜなら、「プロ野球選手は金を稼げる所」と言う認識があると、子供たちが一つの目標ができますし、欧州のサッカー選手の一部有名選手の年棒を考えると私自身は、高いとは思ってません。
 その中からもちろん、年棒の高騰が、経営を圧迫し始めてると言うことは、後の皆様が書かれてる通りです。ちょっと入り損ねたので、様子を見てまた書きたいと思ってます。

今回の意見投稿は以上です。

※ここからは今現在の僕の考えを書きたいと思います。

 本来ならば、選手の年棒は球団と選手の契約ですからファンが口を挟む事ではないかも知れません。しかし、昨年の球団の再編成を見てもわかるように現在のシステムでは、今後もまた同じような事が起こらないとも限りません。ファンも「球団を育てる」と言うような意識が必要だと思います。

 さて、本題に入りたいと思いますが、プロ野球はリーグに所属する球団全てをあわせて一つの娯楽です。であるならば、現在各球団が個々に行っている査定を統一して年棒を支払う方法も一案としてあると思います。しかし、この場合はいくつかの問題があります。一つは各球団を経営する親会社の力や人気、不人気球団の入場者数によって使える資金に差がある事。そしてもう一つは各球団の特長が見え辛くなってしまいがちである事だと思います。ですが、前述のものは放映権料などリーグとして提供しているものは野球機構が統括して分配する。後述のものは球団の地域密着をもっと押し広げるなどをすれば対処できるように思います。とにかく、現在の状況(特にセリーグ)は中途半端な運営で将来が不安でなりません。
by chankin1 | 2005-07-16 23:00 | Sport

ほとんど毎日、明治のミルクチョコレートを食べていますw


by ちゃんきん